こんにちは、武藤遼です。
今回は、僕が受験生に戻ったとして、
今から答練を受けるとしたらどうするかを考えていきたいと思います。
僕が受験生だった頃は
だいぶ答練でいい思いさせていただいています。
答練は、
大学2年生の冬頃に週1回くらいのペースで受けていただけですが、
何回か優秀答案に載ったり、1位を取ったりしていました。
正直そんな成績取ったことは今までなかったのですが、
この時はわりといい感じでした。
結局は答練なので、
成績が良かったからといって試験に合格する保証はないわけですけど、
勉強のモチベーションを上げる要因にはなってました。
まあそれはいいとして、
最近やたら受講生さんから
武藤先生が今から勉強するとしたらどうやりますかという質問が来るので、
自分だったらどうやるかな〜と考えてみました。
そこで僕だったらという戦略を書いていこうと思ったわけです。
今から考えると、
あまり答練は必要なかったのという感じなのですが、
まあいいかなと。
僕に取っては答練は本番の予行演習みたいなもので
そこで何かを勉強するとかではなくて、
答案分析とか答案構成をしながら
事前に戦略を練って、
それを実際に試してみるだけの場という感じです。
なので、事前に決めたことを
淡々と実行するという感じでした。
新しく何かをやることはありませんでした。
とまあ、
前置きはこんな感じでやっていきましょう。
やるべきことは非常にシンプルです。
試験に合格するために最重要なのは過去問。
何はともあれ過去問が大事です。
過去問やってればなんとかなります。
僕が受験生時代だった頃は
予備試験とかあまり過去問が充実してなかったですが、
今だったらだいぶ過去問が溜まってきてます。
今僕が予備試験の勉強するなら
過去問を分析しまくりますね。
それでだいぶいける気がする。というか多分いける。
ということで、答練を受けるにしても、
過去問が大事です。
もちろん、答練に過去問なんてないし、
仮にあったとしても本試験とは直接関係ないのであまり意味ないです。
じゃあどうするか。
ここがポイントです。
僕だったら、
答練をやっている予備校が出している市販の問題集を買います。
そして、それをやります。
これで結構いけます。
予備校がやっている答練と問題集はあまり変わらないので、
答練を受ける前に事前に傾向を知ってしまおうという感じです。
答練とか昔の問題を
今風にアレンジして出しているだけとか多いですから。
市販の問題集をやっていると
似たような問題が出ていることが結構あります。
あ、これ答練で出てた問題と似てるなと。
これを逆に使うわけです。
先に市販の問題集を見てしまって、
その予備校が出しそうな問題、答案の傾向を知る。
その上で答練に臨むわけです。
こんなことをすると実質カンニングのようなもので、
答練を受ける意味がないと言われそうですが、
答練なんて所詮モチベーション維持のためのものですからね。
答練の成績が良かったから試験に合格すると考えている人はちょっと甘いかなと。
予備校の採点者と試験の採点者だと見ているところが全然違いますしね。
視点が全然違います。
それに、内容があらかじめ分かっていても
実際に答案を書くのは大変です。
全然思ったように書けません。
これは答案を書いている人にはわかる感覚だと思います。
何度も答案構成して、構成はわかっているはずなのに、
答案にするとなると結構大変。
こういうことを感じる人は結構いるはず。
結局情報を得ているかどうかなんですよね。
得られる情報は全て把握した上で、答練に臨む。
これができる人は
だいぶいい成績が取れると思います。
市販の問題集を見てやるなんてずるい。
カンニングだ。
そういう人は試験というものをわかっていない。
採点者は、受験生がどんな勉強をしてきたかなんて興味ないわけです。
ただ答案だけを見ている。
答案が良ければそれでいいわけです。
だから、どんな勉強をしようと関係ない。
本番にカンニングさえしなければ、どんな勉強したっていいわけです。
もちろん、試験問題を事前に見るという本当のカンニングはアウトですけどね。
市販されている問題集やテキストを買って勉強するのは
全ての受験生に許されている行為です。
そこで、この問題集をやるのはずるいとか言っていたら、
もうその人は終わりですよ。
いかに目標達成のために合理的な行為ができるかです。
試験に合格したいなら、過去問を攻略する。
これは鉄板です。
これやってない人は話になりません。
厳しい言い方ですが、何がしたいんだろうなって感じです。
過去問はやりましょう。
過去問ができないなら、より簡単な問題をやりましょう。
過去問へのつなぎとなる問題集を探しましょう。
そうやって、一つずつやるべきことを考えていく。
そしてそれを実行するだけです。
受験勉強とはすごくシンプルな作業です。
過去問が解けるようになるために、
何が必要かを考える。
今自分がどのくらいのレベルにあるのかを考える。
それだけの作業です。
シンプルなんですが、意外とできていない人が多い。
だから、これができる人ははっきり言って楽勝だと思います。
司法試験といえど、結局は試験なので。
試験の攻略法を知っている人がなんだかんだ勝つ世界です。
ということで、
試験の攻略法を知っておきましょう。
司法試験に合格したいなら、法律の勉強だけではきついです。
いけるけど、長い時間がかかる。
試験というもののやり方を知っていれば、
より効率よく合格できると思います。
今回の記事が、そのヒントになればいいなと思います。
ということで、
今回は答練に向けてどのような対策をするかということについて書いてみました。
以上になります。
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