就活に不安だった大学生は、気づいたら500人以上の受験生を教える男になっていた

  • 2021年12月11日
  • 2021年12月11日
  • 物語

こんにちは、武藤遼です。

今回は、「就活に不安だった大学生は、気づいたら500人以上の受験生から感謝されていた」という話です。

僕は、大学1年生の時に就職への不安から司法試験の勉強を始め、大学3年生の時に予備試験、大学4年生の時に司法試験に合格しました。
そして、そこから武藤流というブランドで司法試験の受験指導をしています。

司法試験に合格したのが2017年なので、もうかれこれ4年ほど教育という事業に携わっていることになります。
気づいたら、500人以上の受験生に勉強を教えていることになりました。
メルマガにはもっと読者さんがいます。
youtubeも最近チャンネル登録者が3000人を超えました。

受講生からの質問もたくさんきます。
この記事を書いている日も、まずは受験生のメールへの返信からスタートしました。

合格報告もバンバンきています。

2021年合格者

こんにちは、武藤遼です。   2021年、11月5日、予備試験の最終合格発表がありました。合格された方、本当におめでとうございます。   嬉しいことに、武藤流で勉強していた方からも合格の報告をいただきました。今回は、その一部を紹介します。 […]

実際に、500人以上の人を前に講演したこともあります。
僕の地元が宮崎なのですが、宮崎の高校から呼ばれて全校生徒の前で講演してきました。
ついでに、中学校3校でも講演してきました。
市長さんともお話しさせていただき、宮崎県の未来について話し合いました。

ガンガン人生のステージを上がっている感じがします。
4年前には考えもできなかった世界が広がっています。

しかし、僕は最初からこんな感じだったわけではありません。
元々は、大学に入学したばかりだったのに4年後の就活に怯えるちっぽけな大学生でした。
それでも、そこから勉強を始めて大学3年生で予備試験に合格し、大学生のうちに司法試験に合格することができました。

せっかくなので、昔を振り返ってみたいと思います。

浪人でコンプレックスだらけの人間に

高校3年生の僕は、大学入試に失敗し、浪人することになりました。
その時の点数はだいぶひどかったです。
特に数学がやばくて、一桁の点数しか取れませんでした。

大学入試に全敗した僕は、浪人することにしました。
当時は親元を離れて、祖母の家で暮らしていたのですが、高校卒業後も迷惑をかけることもできないと思い、当時通っていた予備校の浪人生専用の寮で暮らすことになりました。

浪人生しかいない寮で一人暮らし。
合格すれば晴れて大学生、落ちれば1年間が無駄になる。
天国か地獄かの1年間を過ごしました。

浪人時代はとにかくがむしゃらにやりました。
今考えるとどう考えても無駄だろうということもたくさんやりました。

髪を切る時間がもったいないと、坊主にしてみる。
朝は5時20分に起きて、夜は11時20分に寝る。
6時間睡眠、ご飯、お風呂、トイレ以外は全て勉強。
予備校にはオープン開始前の時間に到着して、オープンと同時に一番前の席を陣取る。

色々やりました。
合格したいと当時は必死でした。

今考えてみると、これらの努力はほとんどが無駄というか、合格に直結しない努力でした。
今ならもっとスマートにできます。
でも、わからないなりにがむしゃらにやっていました。
合格には直結しなかったけど、その後の人生にはあの時の努力がかなり役立っています。

肝心の勉強はというと、全くうまくいきませんでした。
夏の頃は成績は良かったけど、冬になると現役生に負けて成績が下がる始末。
A判定など取ったことがありません。

1年勉強したけど、これか。
冬の頃にはどんどん自信がなくなっていきました。
クリスマスには、親からプレゼントで靴下が届きました。

親はこんなに応援してくれているのに、なんで自分はこんなに不甲斐ない結果しか出せないんだろう。
浪人生の寮で、一人僕はベッドに突っ伏して涙を流していました。

崖っぷちに立たされた僕でしたが、新年が始まりようやく快進撃が始まります。
センター試験では過去最高の点数をマーク。
受験した私立も全勝。
第一志望の大学に見事合格することができました。

努力は報われたのです。

大学に入学も、4年後の就活に怯える

晴れて大学生となった僕ですが、入学早々早くも4年後の就活に怯えていました。
コミュニケーションにコンプレックスを抱えていたのです。

というのも、そもそも現役の大学受験に失敗して自信を失っているわけです。

さらには、浪人時代は浪人生の寮で生活。
浪人生以外とは関わらない異質な生活を送っていました。
運動もろくにやっていない。異性とも関わっていない。

これはダメだ。他人とまともにコミュニケーションが取れない。
面接なんかできないし、グループ面接なんてもってのほか。
大学のサークルのわいわいした雰囲気も苦手だったし、インターンやバイトを積極的にやる気にもなりませんでした。

このままじゃ、4年後にまた失敗することになる。
4年後の就活が怖くて怖くて仕方ありませんでした。

この状態をなんとかできないか。

就活を回避して、人生をうまく活かせることはできないか。
人生をショートカットすることはできないか?

そう考えた時、司法試験に出会いました。
きっかけは、叔父に勧められたことです。

当時僕が入学したのは法学部だったので、法学部に入ったなら弁護士とか目指してみたら?と言われたのです。
社会に出るときに、弁護士という肩書きがあるのは強い。
高い位置から自分のキャリアをスタートさせることができる。

おじさんは、そう僕に話してくれました。
司法試験は、僕も当然知っていました。
めちゃくちゃ難しい試験で、天才しか受からないような試験。
そんな認識でした。

高校生の頃、司法試験の記事を新聞で読んで、これは自分とは違う世界の話だと考えていた記憶があります。

そんな難しい試験なんか僕には無理、無理、無理!
とても合格できる気がしませんでした。

でも、だからと言って他に何かやることがあるのかというと何もない。
このままじゃ何もしないまま大学生活が終わる。
それだけは絶対嫌でした。

何もしない大学生活。
サークルにも入らず、彼女もできず、そして就活に失敗する。
そんな人生は絶対嫌でした。

変わりたい。
待ち受ける絶望を回避したい。
人生をショートカットしたい。

それに、4年間あったら難しい試験でもなんとかなるだろう。
失敗したとしても、その挑戦が後々評価されるかもしれない。

そう思って、僕は司法試験に挑戦することにしました。

絶望に叩き落とされた1回目の試験

意気揚々と勉強を始めたのは良かったものの、法律の勉強はとても難しかったです。
全く頭に入ってこない。
使われる用語は難しいし、教科書は分厚いし、科目は多いし。

とにかく大変でした。
でも、不思議とやめようとは思いませんでした。
ここでやめてしまっても、昔の僕に戻るだけだからです。

元々は、弱い自分を抜け出したいと思って始めた勉強でした。
元の自分に戻るのはもう嫌だったのです。

当時は、部活も始めていました。
高校時代部活をやっていたのですが、浪人し、大学ではもういいやと思ってやらないつもりでいました。
だけど、勉強と同じで逃げていてはダメだと思い、部活も始めることにしました。
まあ、部活は単純にやりたかっただけというのもあります。

そうなると、部活と勉強の掛け持ちです。
さらには大学の勉強もあります。
部活やりながら司法試験の勉強をしている人は普通はいません。
当時もいませんでした。

平日は、部活をやってから、一コマ遅れで授業を聞きに行ったりしていました。
めちゃくちゃ疲れていたけど、必死で授業を受けました。
帰ってからも、眠たいけど頑張って復習しました。

しかし、1回目の予備試験は不合格でした。
それも、2000人中1500番台というかなり低い成績でした。
成績もF評価(最低評価)だらけです。

司法試験委員会から、お前なんかいらないと否定された気持ちになりました。
あれだけ頑張ったのに、どうしてこんな酷い仕打ちを受けないといけないのだろう。
この時は本当にきつかったです。

上位1%の成績で予備試験に合格

僕が試験に失敗したのは明白で、論文対策をしていなかったからです。
司法試験には短答式試験と論文式試験がありますが、大事なのは論文です。

論文ができないと、合格は厳しいです。
そこを全く対策していなかったために、僕は1回目の試験で失敗しました。

そこで、僕は論文を徹底的に対策しました。
具体的には、答案分析答案構成を徹底的にやりました。
こればっかりやっていました。

答案分析とは、参考答案や模範答案を分析する作業です。
1年目の僕は、余計なプライドを持って勉強していました。
自分なりの方法で、試験に合格してやると思って、他人の答案から学ぼうとする姿勢が欠けていました。
自己流で頑張っていたわけです。

しかし、それは合格には余計なプライドで、合格するためには素直に他人から学ぶことが大事なのだと知りました。
できる人から学んだほうが早いと悟ったのです。
そして、合格者や講師の作成した答案を分析して、そのエッセンスを学ぶ方法に切り替えました。

その時の勉強方法が答案分析です。
何かを理解するときには、その構造を理解することがとても大事です。
構造を理解できれば、覚えることは少なくなるし、構造を理解せずにやってしまうと何を覚えればいいか分からないから結局丸暗記するだけになってしまう。

構造を理解しているからこそ、丸暗記をしなくて良くなるのです。
答案分析のおかげで、僕は飛躍的に答案が書けるようになりました。

もう一つは、答案構成です。

答案分析は人の答案からエッセンスを吸収する作業ですが、答案構成は自分の答案の骨組みを作る作業です。
答案分析で学んだ答案の構造を実際に自分の答案で作っていく方法を身につけていきました。

注意しなければいけないのは、答案構成は答案分析ができていることを前提としていることです。
答案分析によって、できる人の思考を盗んでいるからこそ、答案構成に意味があります。
何も考えずに答案構成をやっていても、それは自己流に過ぎません。

余談ですが、僕は自己流=事故流くらいの解釈でやっています。
何をやるにしても基本自己流ではやりません。
できる人の方法を徹底的に真似します。そっちの方が圧倒的に早いので。

ちなみに答案分析と答案構成に興味がある方は下記メルマガに登録してください。
メルマガにて詳しく説明しています。

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答案分析と答案構成という2つの強力な武器を身につけた僕は、どんどん論文が得意になりました。
答練(模試のようなもの)で1位になったこともありましたし、優秀答案に載ったこともありました。
これなら合格できる。そんな自身がいつの間にかみなぎってきました。


そして、2回目の試験では見事合格することができました。
しかも、成績は2000人中20番。上位1%の成績です。
F評価ばかりの1500番台の大学生が、たった1年で上位1%にまで上り詰めたわけです。

司法試験の勉強に関して言えば、僕は答案分析と答案構成が最強だと思っています。
これを超える勉強法はないと思っています。
実際に、この方法を使って、司法試験に5年連続で落ち続けていた人を1年で予備試験に合格させたり、自分の友人を1年で予備試験に合格させたりしています。

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ちなみに、司法試験に5回落ちて、その後1年で予備試験に合格した方(司法試験も合格)は40代の社会人です。
普通に働いていて、学生のように時間があるわけでもありません。

よく優秀な大学生を連れてきて、1年で合格しましたみたいなことを言っている予備校がいますが、40代社会人を1年で合格させいている例は他にありません。
優秀な人はどんな方法でやっても1年で合格できるわけで、そうでない人を1年で合格させられるのは武藤流だけだと思っています。

大学生のうちに司法試験に合格

そして、大学4年生の時に、司法試験に合格することができました。

当時、大学生のうちに司法試験に合格した人は13人でした。
そのトップ13人のうちに入ることができたわけです。

大学4年生で予備試験に合格する人は結構いますが、司法試験まで合格できる人は本当に少ないです。
そのうちの一人になることができたわけです。

ちなみに、僕は予備試験に合格してから司法試験までほとんど勉強しませんでした。
基本的に法律以外のことをやって生活してました。
最終学年だったので、かなり部活に力入れていました。

なぜ勉強しなかったかというと、もう必要な勉強は終わったと思ったからです。
試験の合格のための勉強はもういらないと思って、法律以外のことで今後の人生に役立ちそうなことを勉強していました。プログラミングとかビジネスとか。

ぶっちゃけ、答案分析と答案構成さえやっておけばなんとかなるし、他の受験生はこれを知らないので知っていれば結構簡単にいけます。
そんなふうに思えるようになっていました。

予備試験と司法試験では、問題は違いますが、本質は一緒です。
なので、予備試験段階で必要ことを身につけていれば、司法試験もその延長線上で突破できます。
予備試験と司法試験は別物だと言われますが、それは嘘です。

抽象度の低い視点で見れば別物ですが、抽象度を上げれば一緒です。
これから試験を受ける人は、抽象度の低い人から学ぶのではなく、抽象度の高い人から学ぶことをお勧めします。

この頃から、法律の勉強を教えてほしいという要望を受けることが多かったので、司法試験の受験指導を始めることにしました。
武藤流のスタートです。

司法試験は、人生を変える挑戦である

そんなこんなで、僕は司法試験を教えています。

冒頭で書いた通り、今では500人を超える受験生に指導をし、合格実績も出しております。
中学生や高校生を前に講演をしたり、市長や知事といったクラスともお話しできるようになりました。

就職に不安だった大学生は、就職活動をする必要すらありませんでした。
勉強によって、確固たる個の力を身につけたのです。
何もしなくても、司法試験に合格したという事実によって自分の力を証明でいるようになりました。

ぶっちゃけ、司法試験に合格したという事実は社会でかなり強力です。
それだけで、「こいつはできるやつだ」と思われます。

余計な自己紹介もいらないし、変に相手に媚びる必要もありません。
むしろ相手が勝手に尊敬してくれます。
めちゃくちゃ楽です。

上に書いた通り、僕も苦労なくして司法試験に合格できたわけではありません。
しかし、あの苦労があったからこそ、人生を変えることができたのだと思っています。

僕は、司法試験は人生を変える挑戦だと思っています。

もっと勉強しておけばよかった。
なんでこんなふうになってしまったんだろう。
人に認められたい。尊敬されたい。

生きてきて、もっと頑張っておけばよかったと後悔することはたくさんあると思います。
その後悔を乗り越え、自分の歩みたかった人生を歩めるようになるプラチナチケットが、司法試験だと思っています。

合格したという事実で、これだけ人生を変えられるという試験は他にありません。

人生を変えたい。
夢を叶えたい。
立派な人間になりたい。

そういう熱い思いを持った方が、武藤流の門を叩いてきます。
熱い志を持った人たちと切磋琢磨するのが最高に楽しいです。

司法試験のいいところは、学校でやる勉強がほとんど関係ないというところです。
国語や数学、英語といった科目ではなく、全て法律で勝負するので文系だろうが理系だろうがやることが変わらないのです。

学校の勉強は苦手だった。
そういう人でも法律を得意にすることはできます。
科目が違うのですから。

今まで勉強はほとんどやってこなかった。
学校で勉強したことは、司法試験ではほとんど出てきません。

自分は理系だった。
理系や文系という区別も、法律にはありません。

全ての人が平等に勝負できる世界です。
今までの学歴や経験、そういったものではなく純粋に法律の知識で勝負する世界です。
だからこそ、全ての人に可能性があると思っています。

人生を変えたい
人生をショートカットしたい
有名になりたい。尊敬されたい。頭良くなりたい。

そう思っている人は、ぜひ司法試験に挑戦していただければと思います。

僕も、そうやって人生を変える人を増やしたいし、何よりそういった人が増えたらこの世界はもっと良くなるだろうと思ってこういう活動をしています。
目標に向かって頑張れる人と友達になりたいです。
そういう人たちと一緒に活動できたら最高に楽しいだろうなと思っています。

司法試験によって、人生を変えましょう。
武藤遼は、全力で頑張る人を応援します。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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当ブログについて

こんにちは、武藤遼です。 当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。 このブログは、司法試験の合格を目指す方を対象としたブログです。 司法試験という存在は大体の人が知っていると思います。 知ってるけど、でも自分には受かると思えな[…]

僕は大学1年生から勉強を始め、
大学3年生で予備試験に合格、
大学4年生で司法試験に合格しました。

予備試験に合格するまでで勉強はほぼ終えてしまい、
大学4年生の時には
プログラミングやビジネスを勉強し、
やりたいことが自由にできる生活を獲得できていました

信じられないかもしれません。
お前には才能があったんだろ?とも言われます。
僕はもともと司法試験を目指していたわけでもなければ
司法試験に合格する自信があったわけでもありません。
自分にはなんの可能性もない、普通の人間だと思っていました

そんな僕でも自信を得ることができて
司法試験に合格することができました。
今では好きなことをやって生きていけるだけの力と自由を手にしています。

学んでいけば誰でも自信を得て司法試験にも合格できる。
武藤遼が司法試験の勉強を始め、自由と独立を獲得するまでの過程は下記の記事で公開しています。

プロフィール

こんにちは、武藤遼です。 今回は、僕のことを紹介する記事を書こうかなと。 僕のことを初めて知った人や、武藤流って何?って人は僕がどんな人か気になると思ったので。 ということで、早速いきましょう。こちらでは僕の過去も語っています。[sitec[…]


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初めまして、武藤遼といいます。 まずは自己紹介をさせていただきます。 僕は今、司法試験の受験指導をしています。大学4年生の時からこの仕事をやっています。 武藤流というブランドで教えてます。僕は今25歳なので、3年近く受験指導をしていることに[…]


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