受験生だった頃の僕は世の中全てにムカついていた

  • 2020年10月10日
  • 2020年10月10日
  • 物語

こんにちは、武藤遼です。

 

今回は、僕の受験生時代について書こうかなと。

 

いろんなところで話していますが、
僕は大学1年生から司法試験の勉強を始めて、
大学3年生で予備試験に合格し、
大学4年生の時に司法試験に合格しました。

 

これはかなり早い部類の方だと思います。

 

大学生のうちに合格する人はなかなかいないし、
かなりの人からすごいねって言われます。

 

でも、当然ながらすんなり合格できたわけじゃないし、
いろんな苦労がありました。
辛いことはかなり多かったです。

 

部活もやってたから時間もなかったし、
友達と遊んでたりして誘惑も多かったです。
大学生って楽しいことがたくさんできる時期ですからね。

 

そういった誘惑の多い時期に
どうやって司法試験の勉強を続けてきたのか。

 

今回はそのことについて話そうと思います。

 

 

「怒り」「不満」「ストレス」

結論から言うと、僕が勉強を続けられた原因は
「怒り」であり「不満」であり、「ストレス」です。

 

これがあったから、勉強を続けることができました。

 

何の取り柄もない自分が情けないという「怒り」

 

周りの人間が羨ましくて仕方ないという「不満」

 

何をやってもうまくいかないことへの「ストレス」

 

こういった感情が、辛い時期の僕を支えてくれました。

何をやってもムカついていた

人と話しても相手にしてもらえない
女の子からはモテない
お金はない
仕事もない
人から頼りにされない
誰も自分の話を聞いてくれない
自分は働いていないのに社会は動いている
人生楽しんでいる人がムカつく
飲み会に誘われない
自分の悩みを誰にも打ち明けられない
何もやることがない

 

そういった負の感情全てが原動力でした。

 

今の自分を変えたい。
こんな辛い日々を抜け出したい。
自分を馬鹿にしてきた人を見返してやりたい。

 

 

今思い返すと昔の僕はとんでもないやつだなと思いますが、

心の中で手当たり次第にムカついていました。

 

電車の中で楽しそうに話しているカップルがいたらムカつくし、
渋谷とか新宿で楽しそうに歩いている人がいたらムカつくし、
大学で集団で楽しそうに授業を受けている人がいたらムカつくし、
予備校の講義がある時にご飯に誘ってくる友人にもムカつくし、
答練で成績が悪くてふてくされている時に親から電話がかかってきてムカつくし

 

ムカついてない時はいつなんだってくらい、世の中に不満だらけでした。

コンプレックスまみれの人間

なんで自分がこんなに勉強しなきゃいけないんだって思ってたし、
周りの人はなんでこんなに楽しそうなんだって思ったし、
自分よりあの人たちの方が絶対人生楽しんでいるんだろうなって思うと泣きたくなるし

 

本当に今だからこそ言えるって感じで
ずっと辛かったし、心の中で泣いてたし、寂しい思いをしてました。

 

友達からの遊びの誘いは嬉しいけれど、
勉強しなきゃいけないという思いがどうしても消えなくて素直になれなかったり、

 

親や親戚がご飯に連れてくれるってなっても
めんどくせんなって思ってしまったりしました。

 

司法試験を始めた頃の僕は
自信がなくてコンプレックスだらけの人間だったのでとにかく酷かったです。

周りを見返してやりたいとずっと思っていた

普通の受験生だったら
もっと楽しく、友達とワイワイやりながら勉強できていると思うんですけど、
僕はそんなふうにはできなかった。

 

なんとか司法試験に合格して
周りの人間を絶対見返してやるっていう気持ちでした。

 

常に周りの人と自分を比べてしまって、
余計な競争意識を持ってしまっていました。

 

今でこそ合格して余裕が持てるようになって、
自分と他人は違って、それぞれいいところ悪いところがあるし、
他人と比べたって仕方ないと思いますが、
当時はそんな余裕はありません。

 

自分が司法試験という報われるかどうかもわからない苦労をさせられている中で
何も努力しないで日々を楽しんでいるだけの人がいることが我慢できなかった。

 

自分から望んで司法試験の勉強始めているんですけどね。

 

めちゃめちゃ卑屈な人間になっていました。

でもそれがパワーになった

周りには悩みを相談できる人もいないし、
自分としてもどうせ話してもわからないだろうと思ってたので、
相当荒んでいましたね。

 

でもだからこそ、
なんとかしたい、絶対合格してやるっていう気持ちは誰よりも強くて、
勉強を続けることができました。

 

で勉強を続けていって、
わかるところが増えてきたり、答案が書けるようになってきたりすると、
だんだん人間らしさを取り戻すというか、
余裕が出てくるようになってきました。

 

そうすると、
他人とも普通に会話ができるようになったし、
ムカついたりとかもしなくなっていきました。

 

ムカつくとか不満とかそういった負の感情は、
確かに自分の原動力にはなったけど、
それだけでは合格できないなというか、足りないものがあるなって気づいたのが合格した時くらいです。

 

負の感情が蔓延してた時の僕は、

 

自分を認めてほしい
自分が一番だ
自分の話を聞いてほしい

 

みたいな自己中心的な考えがあったけど、

裁判官や検察官、弁護士になるような人はそういう考えではいけないし、
どういう人が法曹になるべきかと考えたらそういう人たちは違うなと思って。

 

確かに法律の知識も大事だけど、
こんな人に合格してほしいという人間像が試験を作っている人たちの心の中にもあるんじゃないかと思って考えてみたわけです。

 

そうしたら、自分勝手ではいけないと思ったし、
無闇に他人を攻撃してはいけないだろうし、

他人の成功を素直に喜べる人間でないとダメなんだろうなと考えられるようになってきました。

 

これは僕にとってすごく大きな進歩でした。

負の感情は悪いものではない

自分一人よければいいという考えから、

周りの人のことまで考えられるようになったんですからね。

 

普段の生活でも、

勉強したり、スポーツしたり、仕事したり、バイトしたり、遊んだり

 

いろんなところで不満とかストレスとか抱えたりすると思います。

 

それは悪いことではないし、

むしろそういう負の感情が現状を変えるパワーになったりします。

 

そういう意味では、

現状への不満というのは自分や世界を変える大きな力になると思います。

 

法律の勉強をしている人も

大変なことがたくさんあるし、辛いこともいろいろあるでしょうが、

それは必ず大きな力になります。

 

僕も負の感情が大きなパワーになったので、
自分を卑下したりせずに勉強してもらえたらなと願っています。

 

ただ気をつけないといけないのは、

負の感情を周りにぶつけてしまうことですね。

 

あくまで自分のエネルギーにするだけにして、
周りに発散しないことが大事かなと思います。

 

他人の粗探しとか批判とかしてもしょうがないですからね。

 

 

うまく使えば、負の感情は目標達成のためにすごく役に立つものなので。

 

この文章を読んで、
少しでも自分を肯定してまた頑張ろうって思ってくれる人が増えたら嬉しいです。

 

それでは。

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