迷走を重ねた末にシステムにたどり着いた大学生

こんにちは、武藤遼です。

司法試験に合格するためには、
何が大事なんだろう??

と思っている人は多いと思います。

基本書が重要だ。
判例も知らなければいけない。
いや、学説まで押さえないとダメだ。
出題趣旨・採点実感は採点者からのメッセージだ。
再現答案がいいぞ!などなど…

どれも大事なんですが、
それだけではダメなんですよね。

どれもこれも手段の話であって、
それをどう使うのかという戦略的な話がないわけです。

基本書だけで勉強して、
それで司法試験に合格した人を僕は知っている。

その人も
僕と同じように大学4年生で司法試験に合格した。

でもその子は東大生で、
大学の授業はいつも最前列に座り、
裁判官を目指して勉強している子だった。

すごいのは確かにすごいけど、
じゃあお前も同じ方法でやるか?

って言われた時に、
リスクが高すぎてさすがにできないと思った。

僕は挑戦することはあっても、
博打は打たない。

自分の能力、やる気、時間
そういったものを考えて合理的に行動しようとする。

基本書だけで論文が書けるようになれるとは
僕には到底思えなかった。

判例や出題趣旨もそう。
勉強になることは書いてあるけど、
じゃあ答案が書けるかというとそれは違う。

ただただ読んで納得したり、
解説しているだけでは答案が書けるようにはならなかった。

それはシステムがないから。

答案が書けるようになるシステムを構築していなかったからだ。

基本書の勉強にしても、
システムを意識していなかったために、
大した効果は得られなかった。

つまり、基本書に書いてあることを
いくら覚えてもダメってこと。

それらを連動させて、
答案を書く方法を知らなければならない。

逆にいうと、
連動させることさえできればこんなに楽なことはない。

だってほとんどの人は
一つの概念しか知らないから。

判例百選読み込んでて、
大体の判例を覚えていたけど、
結局試験に合格しなかった人を知っているけどまさにそれ。

膨大な時間をかけて、
一つ一つ読み込んでいたけど、
結局合格には結びつかず。

気の毒すぎる。

答案を書くという意識のもと
システムに沿って勉強していればそんな風になることもなかったのになあと思う。

システムを理解するのはやっぱり重要だ。

僕も最初は、
E評価やF評価を連発するような
ダメダメ受験生だったけど、

システムを理解するようになってから、
一気にできるようになった。

答案構成
答案分析

そういったものが、いろいろとつながった。

一度理解してしまえば、こんなに楽なものはないが、
知らないといつまで経ってもできるようにはならない。

普通だったら、
1500番で不合格になったような受験生が
翌年合格することはないのだけれど、

なぜ僕が合格することができたかというと、
それはシステムのおかげだ。

知識もなく、時間もない
めんどくさがりな僕が合格できたのは
システムのおかげだった思う。

答案が書けない。
そういって迷走していた僕だけど、
結局システムだ。

となった。

システムを理解したら、
こんなに楽なことはないのにな〜

それぞれの戦術も重要だけど、
組み合わせることはもっと重要だよ

というお話でした。

システムについてはこちらでも詳しい話しています。

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