こんにちは、武藤遼です。
今回は、僕が司法試験の勉強を始めた時のことを書いていこうと思います。
僕が司法試験の勉強を始めたのは大学1年生の時です。
大学生になってちょっとしてからでした。
その当時は、自信もなかったし、人生が面白くありませんでした。
大学での楽しみが見出せなかったし、目標もなかったからです。
せっかく勉強を頑張ったのに、何も楽しいことがありませんでした。
楽しそうな人たちを見てるとムカついていました。
なんだ、あいつらは楽しそうに。
ずるい!
なんで、僕だけ…!
でも、これは単にうらやましかっただけでした。
人生楽しそうな人たちがうらやましかったのです。
それでも、素直に慣れずに文句を言ったり、
「別に俺はいいよ、このままでもいいし」
とか言って強がっていたりしました。
でも、やっぱり辛かったです。
悲しかった。僕だって楽しい人生送りたかった。
充実した大学生活を送りたかった。
そんな時、僕を救ってくれたのが司法試験でした。
司法試験の勉強を始めて、僕は人生が楽しくなりました。
その時のことをお話ししていきます。
勉強を始めるまでのつまらない生活
僕が毎日を楽しくないと感じていた理由としては、
以下のようなものが挙げられると思います。
友人がいない
まずはこれ。
友人が少なかったことです。
大学は高校と異なり、クラス中心の授業は少なく、
朝のホームルームもないです。
なので、あまり友達と顔を合わせる機会がありませんでした。
僕はあまり積極的に話しかけるタイプではなかったので、
入学式やガイダンスとかであまり周りと友達になることができませんでした。
1年浪人していて、
現役の人たちも混ざっていたので、どうすればいいかわからなかったのもあります。
浪人の時にもあまり友達が多いわけでもなかったので、
浪人時代の友達に頼ることもできませんでした。
大学入学して早々、
あまり関わる人がいないという事態に陥ってしまったわけです。
これは結構寂しい。
授業受けるのだって一人なこともあるし、
ご飯食べる友達もいない。
もちろんクラスの人と食べることもありましたが、
なんか話が合わないわけです。
なんか話してて楽しくない。
なんか自分とは合わない気がする。
そんなことを勝手に思ってしまい、
積極的に付き合うこともありませんでした。
本当は仲の良い友達が欲しかったけれど、
どうやったら良いのか当時はわかりませんでした。
サークルに馴染めなかった
お次はサークルです。
僕は高校時代、部活をバリバリやっていた人間でした。
なので、当然大学に入っても部活をやるつもりだったのですが、
いかんせん浪人したものだから体力に自信がなかった。
昔のように走れるかわからないし、
高校時代の自分を超えれるかわからない。
だからもう良いかなと思って、
大学ではサークルをやろうとしました。
僕は昔サッカーをやっていたので、
サッカーサークルに入ろうとしました。
現役で受かった高校時代の同級生がいて、
その子が入っていたサークルに入ったのです。
最初は、楽しかったです。
久しぶりにサッカーができて、すごく楽しかった。
でも、だんだんと違うなって思ってしまった。
練習もゆるいし、
結局は飲み会を楽しめれば良いという雰囲気なわけです。
僕は部活をずっとやってきたから、
バリバリに練習して、試合で勝つことを目標にやるものだと思っていた。
でも、違った。
サークルだと、楽しくやることが一番なわけです。
その雰囲気が僕には合わなかった。
どうせやるなら一生懸命やりたかった。
楽しくないわけではないんだけど、
一生懸命になれないなと思って結局行かなくなってしまいました。
当時の僕は、
とにかく夢中になれるものを探していました。
夢中になれないものは
やっても無駄だと思ってやりたくなかったのです。
授業がつまらなかった
さらには、授業がつまらなかった。
もうなんでもつまらないって言ってますね笑
そうなのです。
当時の僕は何をやっても面白いと思えなかった。
燃える何かがなかったわけです。
大学生活これを一生懸命やりたい。
そう思えるものがなかった。
夢中になれるものをとにかく探していたわけです。
大学の講義は、基本出席して授業を聞くだけ。
講義を聞いて、試験を受けるのが基本スタイルです。
別に教授から何かを指定されるわけでもなく、
何回か講義を受けて、期末に試験があるというだけ。
さらに大学で習う内容が
将来なんの役に立つのかイメージできなかったんですよね。
これをやるとどういうメリットがあるのかいまいちわからない。
だから勉強にも本腰が入りませんでした。
当時はいろいろな授業をとっていたのですが、
あまり面白いと思うものもありませんでした。
大学でいい成績をとっても、
それがなんになるんだろうと思ってしまっていたので、
やる気が起きなかったわけです。
やりたいことがなかった
一番辛かったのはこれです。
やりたいことがなかった。
目標がなかった。
浪人していた時は、
大学受験が目標だった。
それが終わり、
僕は目標がなくなってしまったわけです。
大学に入ったはいいけれど、
特にやりたいこともない。
かといって、だらだらしたいわけでもない。
せっかく4年間あるのだから、
何か熱くなれることに取り組みたい。
そう思っていました。
大学生活はあっという間だよ。
親からもそう言われていたので、
これは何かやらないと損だなと思っていたわけです。
でも、何をすればいいかわからなかった。
周りの人たちも特にやることもなく、
今楽しければいいよねって感じで遊んでいた。
僕はそういう人たちとはなんとなく付き合う気にはなれなかった。
今が楽しければいいや。
そうは思えなかった。
何か熱くなれるものが欲しい。
夢中になれるものが欲しい。
ずっとそう思っていました。
だから、毎日が楽しくありませんでした。
夢中になれるものがあったらどんなにいいだろう。
僕は悩んでいました。
そんな時、司法試験を思い出した
そんな感じで悩んでいた時に、
僕の頭に浮かんだのが司法試験でした。
浪人の時の予備校の先生が、
司法試験の話をしていたことを思い出したのです。
予備校の卒業生で
司法試験に合格した教え子が報告に来たのだとか。
司法試験に合格するなら、
絶対予備試験ルートで行ったほうがいいよー
先生はそういっていました。
就職のしやすさとか給料とか、将来の可能性が全然違うらしい。
ヨビシケン??
なんだそれ?
当時の僕はよくわかりませんでしたが、
予備試験という言葉だけは覚えていました。
大学生になった僕は、
その時の話を思い出して、司法試験について調べてみることにしました。
どうやら、司法試験を受けるためには2つのルートがあり、
予備試験とロースクールのルートがあるらしい。
そして、大学生のうちに司法試験を受けたいなら、
予備試験を受けるしかない。
予備試験は難しいし、合格者も少ない。
なるほど、だから予備試験組が就職に有利なのか。
調べているうちに、
だんだんと司法試験に興味が湧いてきました。
ちょっと勉強してみようかな。
正直合格する自信はなかったけれど、
大学生活4年間あるし、
4年勉強すればなんとかなるのではないかと思った。
もしダメでも、ロースクールという選択肢もある。
そうしたら、6年ある。
6年あれば、さすがに合格できるのではないか。
そんなかすかな希望がありました。
それに、もし大学生のうちに受かったら相当すごそう。
チャレンジしてみる価値はあると思いました。
一人で調べるだけでは不安だったので、
いろいろな人に話を聞いてみました。
当時4年生だった大学の先輩にも話を聞いてみました。
その人はロースクールに行くつもりらしい。
話を聞いてみると、早く始めたほうが絶対にいいとのこと。
「僕が君の年だったら、迷わず始めてるな」
「今から始められるなら、絶対やったほうがいいと思う」
先輩はそんなことを言っていました。
社会人の人にも話を聞いてみました。
「学生のうちに司法試験に合格したということは相当なアドバンテージになる」
「弁護士からキャリアをスタートできるのは将来にとってかなりいい」
こんなアドバイスをしてもらいました。
なるほどな。
これは良さそうだ。
僕の中に、もりもりやる気が湧いてきました。
社会人になるにあたって相当なアドバンテージになる
将来に不安を抱えていた僕にとってそれはすごく魅力的でした。
それなら、やってみようかな。
この時には司法試験の難しさとか考えずに、
合格したらいいことありそうだというワクワク感でいっぱいでした。
よし、やろう。
司法試験に挑戦しよう。
僕はそう決意しました。
勉強を始めて、僕の毎日は楽しくなった
そこから、僕の毎日は楽しくなりました。
何を隠そう、上記の僕の悩みは司法試験の勉強によってすべて解消されたのです。
友達ができた
まずは、友達ができました。
法律の勉強を始めたことによって、
一緒に勉強を頑張る仲間ができたのです。
やっぱり、同じ目標に向かって頑張っていると
仲良くなりやすいです。
辛いけど、助け合って頑張ろうな。
そうやって、すぐに仲良くなれます。
僕は予備校に通ったので、
他の大学の人と仲良くもなれました。
学校外の友達ができたのは地味に嬉しかったです。
世界が広がった感がありました。
勉強していることが同じなので、
当然話が合います。
わからないところを教えてもらったり、
お互いの悩みを話したり、
とにかく楽しかったです。
司法試験の勉強を始めて
僕の人間関係の悩みは大きく解消しました。
これはかなり嬉しかったです。
部活を始めた
司法試験の勉強とは直接関係ないですが、
新たに部活も始めました。
司法試験という新たな挑戦を始めたことで、
部活ももう一回頑張ってみようという気になったのです。
司法試験の勉強を始めたことで、
だいぶ積極的になれました。
体力がないとかいう理由で敬遠していた部活ですが、
そこを一歩踏み出す勇気ができました。
実際、部活を始めたのはかなりよかったです。
やっぱりすごく楽しかった。
体育会系の部活なので、当然練習も多いです。
休むわけにもいきません。
勉強との両立も大変です。
でも、その大変さこそ、逆に求めていたものでした。
暇になるよりよっぽどよかった。
つまらない毎日を送るより、
やることに追われているほうがよっぽどよかったです。
実際部活にはかなり助けられました。
僕が勉強だけしかしていなかったら、
司法試験には合格していなかったと思います。
辛すぎて精神が持たなかっただろうなと。
部活があったから、
勉強が辛い時は部活を頑張ってリフレッシュすることができました。
勉強が辛い時は部活、
部活が辛い時は勉強と、
いい感じにお互いがリフレッシュになりました。
これは精神安定に相当効きました。
司法試験の勉強はそれなりに大変なので、
メンタルのケアはかなり大事です。
僕の場合は部活のおかげでメンタルを保つことができました。
勉強が楽しくなった
さらには、勉強も楽しかったです。
これまで法律を学んだことはなかったので、
やることなすこと全てが新しいことでした。
新しいことを学ぶのは楽しいです。
法律ってこんなのがあるんだ。
こういう論理なんだ。
一つ一つの内容が新鮮でした。
しかも、ただ勉強することが目的なのではなく、
将来のキャリアにもつながる。
そう思うと、さらにやる気も出てきました。
将来は、試験に合格して、
人生イージーモードにしてやるぞ!!
未来の自分を思い描きながら、
黙々と勉強に打ち込みました。
勉強することがこんなに楽しいことだとは思っていませんでした。
この時は本当に勉強が楽しかったです。
講義のために予習をして、
講義を聞いて、メモを取って、
終わったら復習する。
必死でやりました。
朝から晩までやりました。
それでも辛くなかった。
夢中になれるものを見つけたのが、それだけ嬉しかったんだと思います。
やりたいことができた
一番よかったのはやっぱり目標ができたことですね。
司法試験というのがちょうどよかった。
大学生活は4年間。
その4年間かけて届くか届かないかの
ギリギリの目標。
これが1年や2年で受かるような試験だったら、そこまで頑張れなかったと思います。
本気で頑張って、
それでも4年間で達成できるかわからない。
それくらい高い目標だったからこそ、
ここまで頑張れたのだと思います。
他の試験だったら絶対無理でした。
司法試験だからここまで熱くなることができました。
大学生活をかけてでも成し遂げたいことができたのは
僕に取って幸せなことでした。
本当に幸せなことでした。
これがあったからこそ、僕は大学生活を楽しめたし、
今の自分があるんだと思っています。
合格するとかしないとかではなくて、
ただひたすらに打ち込めることが楽しかった。
毎日毎日やることがある。
頑張らなければいけないことがある。
それが最高だった。
もし司法試験の勉強を始めていなかったら、
きっと自信のないつまらない毎日を送っていたんだと思います。
司法試験を目指したからこそ、今の僕がある
以上に書いたように、
司法試験があったから僕は大学生活を楽しむことができました。
司法試験がなかったら、
僕はつまらない大学生活を送っていただろうし、
今こうやってブログを書いていることもないと思います。
適当に大学生活を送って、
就職活動もあまりうまくいかず、
大して面白くもない企業に就職して面白くもない仕事をしていたことでしょう。
そんな僕を救ってくれたのが司法試験でした。
司法試験には感謝してもしきれません。
あの時勉強を始めようと決心していなかったらと思うと怖いです。
司法試験は難しいから…
自分には無理だから…
才能がないから…
そうやってやる前から諦めていたら、
決して今の僕はありません。
合格した今振り返ってみると、
その当時どのくらい能力があるかは関係なくて、
やると決めて頑張れるかどうかだけなんだなと思います。
才能とかではなく、
やると決めて努力することが大事なんだと。
始めることが大事で、
勉強はやりながらいくらでも修正することができる。
やると決めたことが一番大事だったわけです。
この一歩が踏み出せなかったら今の僕はなかった。
そう断言できます。
本当に勉強を始めてよかったです。
これを読んでいるみなさんも、
もしかしたら迷っているかもしれません。
自分にできるんだろうか。
受かるんだろうか。
いろいろな悩みがあると思います。
でも、僕が一つ言えるのは、
勉強を始めたらきっと毎日が楽しくなるよということ。
合格するかどうかはともかく、
勉強を始めた瞬間から毎日が充実します。
つまらない毎日から脱却することができます。
それだけで、無限の価値があると思います。
つまらない毎日を変えてくれるものなんて
そうそうないですからね。
迷ってるなら、絶対やったほうがいい。
僕はそう断言できます。
合格できるかどうかは、
やってから判断すること。
始めてからいくらでも修正できます。
まずはやってみること。
初めの一歩を踏み出すことが大事です。
なぜなら、そこで始めなかったら何も変わらないから。
始めれば、必ず何かが変わります。
人生に変化が起こります。
始めなければ、変化がない。
変化がなければ、何も変わりません。
変えようと努力しないと、人生は変わりません。
僕はそれを実感しました。
だから、みなさんも
人生を変えたいならその一歩を踏み出してほしいなと。
心からそう思います。
僕は司法試験の勉強を始めて人生が変わりました。
本当によかったです。
同じように、司法試験の勉強で人生を変える人が増えてほしい。
そう思っています。
この記事を読んで、
自分も司法試験の勉強を始めようと思う人がいてくれたら嬉しいです。
終わり。
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大学3年生で予備試験に合格、
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予備試験に合格するまでで勉強はほぼ終えてしまい、
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プログラミングやビジネスを勉強し、
やりたいことが自由にできる生活を獲得できていました
信じられないかもしれません。
お前には才能があったんだろ?とも言われます。
僕はもともと司法試験を目指していたわけでもなければ
司法試験に合格する自信があったわけでもありません。
自分にはなんの可能性もない、普通の人間だと思っていました
そんな僕でも自信を得ることができて
司法試験に合格することができました。
今では好きなことをやって生きていけるだけの力と自由を手にしています。
学んでいけば誰でも自信を得て司法試験にも合格できる。
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